アスペルガーと恋愛のデリケートな関係 [アスペルガー]
アスペルガー症候群の方からよく聞かれます。「アスペルガーだと恋愛はできないんですか」と。そんなことあるわけないでしょう。人権あるところに恋愛はあります。ただ、一歩踏み込んで、しやすいかしにくいかという問題になるとしにくい面はあります。
アスペルガーと恋愛のデリケートな関係について考えてみます。
アスペルガーは恋愛ができない? その命題についてはノーです。
げんに、そういう悩みを持っている人は、たぶん好きな人がいるはずです。
それ自体が、もう恋愛の第一歩なのです。
よって、アスペルガーであろうがなかろうが、恋愛を楽しむことができます。
いきおい、婚姻して幸せな家庭を作れるのは当然のことです。
温かい家庭を作りたいと思いませんか。
だったら、どんどん恋愛しましょう。
アスペルガーのせいにして、恋愛を諦めてはなりません。
しかし、アスペルガーの人が恋愛をしやすいか、しにくいか、といわれれば、しにくい面があるのも事実です。
どういう点が難点かというと、アスペルガーだと相手の気持ちを理解することができないことです。
そのため、わるいとおもっていないことでも、相手を傷つけてしまうことが多々あります。
にもかかわらず、悪気があっていったわけでなければ、どうして相手が怒ったのか、もしくは泣いたのか、理解できないという自体に陥るわけです。
そもそも、コミュニケーションを取ること自体が苦手なので、相手と会話に踏み込めなかったり、相手の気持ちが理解できなかったりすることがあるかもしれません。
そうなると、「わかっている」自分のことだけを話して、相手がつまらなくなってしまうかもしれません。
解決には、
相手にアスペルガーであることや、その特徴を理解してもらうこと
聞き役になることを心がけること
「こんなこと言って気を悪くしたらごめんなさい」という一言を念のために添えること
こういった心がけをするだけでもだいぶ違うでしょう。
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