アスペルガーを専門に診てくれる病院 [アスペルガー]
アスペルガーを専門に診てくれる病院は、ごくわずかですが、存在します。
アスペルガーなどの発達障害を持った成人が多くなっていると言われているため、専門に診てくれる病院はとても需要が高いようです。
アスペルガーを含む発達障害というと、精神科で診断、治療をしてもらう場合が多いでしょう。
子どものうちなら、精神科でアスペルガーの診断してもらうことも比較的容易なのですが、成人の場合は発達障害は生まれつきと判断されてしまい、なかなか診断や治療を受けられないケースもあります。
こういった現状を問題だと捉えた医師の中に、成人の発達障害を専門とした病院を開設した人がいます。
それが、加藤進昌先生です。
加藤先生は、昭和大学付属烏山病院に成人の発達障害専門外来を開設しました。
そして、アスペルガーの人を対象にしたデイケアも開始したのです。
これは成人のアスペルガー患者にとって、とても画期的なことで、たくさんのアスペルガーで悩んでいる人たちがこの病院を訪れています。
アスペルガーに処方される薬
アスペルガーには、エビリファイ、ジェイゾロフト、トレドミンなどが処方されます。
しかし、これらの薬は全て、アスペルガー専用の薬ではありません。
エビリファイは、心に作用し、気持ちを穏やかにする薬で、心の病の治療に用いられています。
ジェイゾロフトとトレドミンは、憂鬱な気分を緩和し、意欲を高める薬で、エビリファイと同様に、心の病に処方されることが多いでしょう。
実は、アスペルガーは薬では治すことができないとされています。
アスペルガーの詳しいメカニズムはまだ解明されていないので、根本的な治療はできないのです。
症状としては、周りの空気が読めない、自分の気持ちをうまく他人に伝えることができないなどが挙げられ、日常生活を送る上で支障をきたすこともあります。
そのため、ストレスが溜まりやすくなってしまい、不安症状が強く出てしまうことも少なくありません。
そのような時に気持ちを落ち着けることが必要となるので、上記に挙げたような薬が処方されます。
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