発達障害者の病院と発達障害者支援センター [アスペルガー]
アスペルガーなど発達障害を専門に診てくれる病院は、たとえば小児科などでごくわずかですが、存在します。
アスペルガーなどの発達障害を持った成人が多くなっていると言われているため、専門に診てくれる病院はとても需要が高いようです。
アスペルガーを含む発達障害というと、精神科で診断、治療をしてもらう場合が多いでしょう。
子どものうちなら、精神科でアスペルガーの診断してもらうことも比較的容易なのですが、成人の場合は発達障害は生まれつきと判断されてしまい、なかなか診断や治療を受けられないケースもあります。
こういった現状を問題だと捉えた医師の中に、成人の発達障害を専門とした病院を開設した人がいます。
それが、加藤進昌先生です。
加藤先生は、昭和大学付属烏山病院に成人の発達障害専門外来を開設しました。
そして、アスペルガーの人を対象にしたデイケアも開始したのです。
これは成人のアスペルガー患者にとって、とても画期的なことで、たくさんのアスペルガーで悩んでいる人たちがこの病院を訪れています。
⇒アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル(自閉症スペクトラム障害ASD対応)
発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害を持っている人に有益な情報を与えてくれる、アスペルガーの人にとっては心強い場所です。
障害を持った当事者とその家族がより良く暮らしていくために、医療、福祉、労働などと関係のある機関との仲を取り持ってくれたりします。
アスペルガーの人には、病院を紹介してくれたり、就労支援をしてくれたりといった形でサポートをしてくれるでしょう。
発達障害者支援センターを運営するのは、都道府県や都道府県知事が指定した社会福祉法人などです。
専門的な信頼のおける機関ですので、なにか困ったことや教えて欲しいことなどがあれば、安心して相談することができます。
発達障害者支援センターは、子供だけではなく、成人でも利用することが可能です。
しかし、センターによって活動内容に違いがあります。
どのような活動を行っているか詳しく知るためには、それぞれ住んでいる地域にある発達障害者支援センターに直接問い合わせてみてください。
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